09. The Hobbit: An Unexpected Journey (2012) / ホビット 思いがけない冒険

『ホビット 思いがけない冒険』(The Hobbit: An Unexpected Journey)は、ピーター・ジャクソン監督による2012年のアメリカ・ニュージーランド合作のファンタジー映画。J・R・R・トールキンが1937年に発表した小説『ホビットの冒険』を原作とした『ホビット』三部作の1作目。「指輪物語」を映画化した『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』(以下、『ロード』)の続編であり、前章ともなる新シリーズの第1作。脚本にギレルモ・デル・トロは参画。

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09. The Hobbit: An Unexpected Journey (2012) / ホビット 思いがけない冒険 のあらすじ

111歳の誕生日を迎えるビルボはある物語を書いていた。それは60年前、若かりし頃の自分が体験した、遠い記憶の彼方の冒険談である。
ホビット庄の袋小路屋敷に魔法使いのガンダルフがやってきた。彼は冒険好きで知られたトゥック翁の古い友人だった。彼の血筋を見抜いていたガンダルフはビルボを冒険へと誘う。しかし、「元来ホビット族は旅を好まず、平凡な日常を愛する種族だ」としてビルボは断った。その夜、袋小路屋敷に12人のドワーフ族が訪れた。ガンダルフが彼らの集合場所にビルボの家を選んだのだ。困惑するビルボをよそに、ドワーフ達は宴会を始めて大騒ぎし、ガンダルフもこれに興じる。そして最後にもう一人、ドワーフ族の世継トーリンがやって来る。彼らは邪竜スマウグに支配されたはなれ山の下の国・エレボールの再建を目指しているのだった。ガンダルフは忍びの技と大きな勇気を持つものとしてビルボを14人目の仲間に選んだのだ。「見知らぬ土地で野垂れ死になんてごめんだ」と同行を拒否するビルボに、ガンダルフは「真の世界は本や地図ではなく、あの窓の外にあるのだ」と説得するが、頑として受け付けなかった。しかし、一行が旅だった翌朝、急に寂しさがこみ上げ、彼の心に眠っていた冒険心が浮かび上がる。大急ぎでビルボは荷造りをし、一行を追って走り出した。

トーリンと契約書を交わしたビルボは正式に仲間として旅に同行することになった。旅を始めて早々、ドワーフたちはウィリアム、バート、トムの怪物に捕まり食べられそうになるが、ビルボの機転とガンダルフの助けで難を逃れる。同じ頃、かつてトーリンの祖父スロールを殺したオーグの王アゾグが彼の首を狙い手下たちを差し向けた。ビルボたちは魔法使いラダガストが囮となっている間に逃げようとするが、オーグたちに気付かれてしまい岩の下に逃れ、エルフが暮らす裂け谷に辿り着いた。ガンダルフはエレボールに戻るための地図の解読を領主のエルロンドに頼もうとするが、トーリンはスマウグ襲来の際にエルフの王スランドゥイルが助けてくれなかったことから、エルフに助力を乞うことを拒否した。しかし、ガンダルフの説得で地図の解読を依頼したトーリンは、地図の解読が終わるとすぐに仲間を連れて裂け谷を離れた。同じ頃、ガンダルフはガラドリエルとサルマンと会談し、中つ国に闇の力が迫っていることを伝え、トーリンたちの後を追う。

トーリンたちは霧ふり山脈で一夜を過ごそうとするが、トーリンから「足手まとい」と言われたビルボは意気消沈してホビット庄に戻ろうとする。ボフールと別れを交わして帰ろうとするが、直後にゴブリンの罠にかかりドワーフたちは捕まってしまう。ゴブリンの首領である大ゴブリンは、トーリンを引き渡して懸賞金を得ようとアゾグに使いを出す。一方、洞窟の奥深くにある地底湖に落ちたビルボは、そこでゴラムと出くわし、彼が落とした一つの指輪を拾う。ビルボは地底湖から脱出してトーリンたちに合流するためゴラムに謎かけ勝負を挑み勝利するが、指輪がないことに気付いたゴラムに襲われ、指輪をはめ姿を消して逃げ出す。同じ頃、追い着いたガンダルフによって助け出されたトーリンたちも洞窟を脱出し、ビルボは彼らに合流する。そこにアゾグが現れ、トーリンたちは木の上に逃げるが、トーリンは木を降りてアゾグに一騎討ちを挑み敗れる。ビルボは止めを差そうとするアゾグに立ち向かいトーリンを助け、ガンダルフが呼んだ大ワシによってオーグたちは蹴散らされる。アゾグから逃れたトーリンはビルボに足手まといと言ったことを詫び、改めて仲間として受け入れる。仲間として迎え入れられたビルボは、トーリンたちと共にはなれ山への旅を続ける。

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